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メニュー画像1犬に動作を教える際のポイントと注意点Training Point

犬をしつける際にほぼ必ず教える”おすわり”や”ふせ”にも教えていく中で大切なことがあります。
このページではその大切なポイントをご説明します。

頭をうまくコントロールしましょう

犬を含む四足歩行の動物は”頭”をコントロール(動かす)することで様々な動作を教えることが出来ます。

例えば、おすわりでいうとごほうびなどを使って頭の重心を後ろに下げることで、お尻が下に下がりおすわりになります。

犬からすればごほうびに釣られたとはいえ、自ら動いておすわりの形になり、また、このような行動に対してごほうびがもらえればその行動は頻繁に起こりやすくなります。

必ず褒めるところまで

しつけ教室や訪問しつけに行くと「ごほうびを使ってトレーニングしています」というお声をよく耳にします。
良いですね!愛犬がごほうびが好きでそれによってトレーニングに積極的になるのであれば私は使うべきだと思います。
(※ただし、ごほうびを使ったトレーニングは段階を踏んで”ごほうびを抜いていく”ことをしなければごほうびが無いと言うことを聞かなくなってしまいますので注意が必要です。)

ですが、実際に見てみると、ごほうびをあげて終わってしまっている方が少なくありません。

そのままでは今後ごほうびを抜いてしまったなら、犬がトレーニングで得るものがなくなってしまいます。
なのでごほうびをあげてから必ず「褒める」ということをしてほしいと思います。

褒め方についてはそれぞれ異なると思いますので一概には言えませんが、実際に褒めた時に犬が嬉しそうかどうか確認する必要があります。

飼い主さんの自己満足になっていることもよくあります。なので愛犬が嬉しそうかどうかしっかりと確認しましょう。褒めることはとても大切です。

号令を何度も言わない

これは多くの飼い主さんがしてしまうことだと思います。

それが「号令を何度も言ってしまう」こと。例えば、”おすわり”をさせようとして「おすわり」と号令をかけてはみたものの犬がしようとしない。

だから何度も「おすわり」と連呼してしまいます。お気持ちはよく分かります。

こういっては何ですが私自身はあまり犬に完璧を求めるほうではありません。人が一度号令を言ったら必ず犬がしなければならないのかと聞かれれば難しいところです。

ですが3回も4回も言っているのにしないのはあまり良いとは思えないですし、2回言って出来たことに満足していると甘えが出てどんどんしないようになっていくのも実情です。

その為、しつけ教室では号令を使わずとも手の動きを使ってしっかりと”おすわり”や”ふせ”などの動きができるように教えていきます。

そうすれば号令を言ってしなかった場合でもすぐにさせることができます。

号令を言ったら必ずさせることが大切です。

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